県連トピックス

      

県連大会に代わる総務会を開催
参院選選対本部を設置、西村県連会長を本部長に
末松信介氏の必勝へ総力を結集

 2月26日午後2時から神戸市中央区の県民会館で県連大会に代わる総務会を開催、今夏の参議院選挙で公認候補として4期目をめざす文部科学大臣の末松信介氏(66)の必勝を期して選挙対策本部を立ち上げ、また、来春の統一地方選挙に向けた体制強化、第4期ひょうご政治大学院(自民ひょうご未来塾)の開催等による人材発掘・育成を目標とする当面の活動方針を採択しました。
 冒頭、あいさつに立った西村康稔県連会長(衆議院議員)は、まず、ロシアのウクライナ侵攻に対し、「力で現状を変えようとするのは明らかに国際法違反であり、わが国としても毅然とした態度をとるべき」と姿勢を明らかにしました=下記写真。


 次いで、コロナ感染防止対策に関連して「東京の転出超過など地方に住もうとの動きが加速している。若者が兵庫に来てもらえる取り組みを進めたい」と一極集中是正のチャンスと強調しました。
 また、7月の参議院選挙における末松信介氏の必勝を期して西村県連会長が本部長を務める選挙対策本部設置を報告、「末松氏の圧倒的勝利、与党で2議席をめざす」と決意を表明、 また、兵庫県議選、神戸市会議員選挙など統一地方選にふれ、「党勢拡大へ基盤を広げていこう」と檄を飛ばしました。
 来賓祝辞では、斎藤元彦知事が「ポストコロナから創造的復興を果たす。現場主義でボトムアップ県政を進める」、久元喜造神戸市長が「コロナ、緊迫する国際情勢の中で、国民生活の守りかじ取りをしっかりとお願いしたい」、瀧川博司県国民政治協会会長は「先が読めない時代、巧遅より拙速を選ぶべき」とそれぞれの立場から期待感を示しました。
 次いで、出席国会議員、岸田内閣閣僚があいさつ。まず、谷公一衆議院議員が、「コロナ禍は高止まりしている。歯止めをかけ経済の立て直しを」、山口壯環境大臣は「脱炭素を制する者は世界を制する。新しい仕組みをつくる」と述べました。



 

(あいさつする谷公一衆議院議員・左、山口壯環境大臣・右) 


 
末松信介文部科学大臣は「若者が貧しくなった。大学生2・7人に1人が奨学金を受けている。リセットしてピンチをチャンスに変える。しっかり立ち止まって考えるとき」と現状に懸念を示しました。さらに、自らの選挙にふれ、「厳しいことは覚悟している。全力を上げて議席を守る」と心情と決意を披露しました。

(参院選に向けて必勝へ決意を表明する末松信介文部科学大臣)

 このあと、藤田孝夫県連幹事長(県議会議員)が党情報告に登壇、「衆院選で兵庫は10議席を維持したものの薄氷の勝利だった。対維新対策、マスメディア対応など体制の立て直しが急務」と訴えました。
 収支報告、予算案が承認された後、藤田幹事長が当面の活動方針を提案、原案通り採択されました。

地方議員、友好団体と連携強化、期待に応える

 活動方針では、総力を挙げて参議院選と統一地方選の勝利をめざすとともに、党員増強運動など党の組織強化への取り組みを打ち出しています。また、地方議員や各種友好団体との連携強化に取り組み、民意・国民の願いに的確に応えていくとしました。
 このほか、翌日(2月27日)に開講する第4期ひょうご政治大学院(自民ひょうご未来塾)の開催では、「人材は政党の生命なり。人材を発掘、育成することは課せられた大きな使命である」として、「学びの場」の提供等を通じて党勢拡大に努めることを掲げています。
 質疑答弁に関連して、西村県連会長は憲法改正議論について説明、自民党が提案している@自衛隊の明記(条文の新設)A緊急事態条項(条文の新設)B合区解消・地方公共団体(条文の拡充)C教育の充実(条文の拡充)を解説、特に、緊急事態条項については、「コロナ禍で衆院選が行われたことから議論が進んでいる」と紹介しました。
議事終了後、末松信介氏の必勝を期してガンバローコールを三唱し気勢を上げました。


 

(党情報告を行う藤田幹事長。議事に見守る出席者)

参院選兵庫、自民、公明の与党で2議席確保を

 閉会後に県連5役が記者会見に臨みました。中で、参院選選対本部の設置について、西村県連会長は「兵庫選挙区、比例区の圧倒的勝利をめざす。地域、団体など縦横をつなぎ、支援の輪を広げる」と全力を上げることを改めて明らかにしました。
 また、連立政権を組む公明党との選挙協力について問われると、「連立政権のパートナーとして連携して取り組む。定数3議席のうち与党で2議席確保をめざしたい」と選挙戦への覚悟と政治の安定に向けた意欲を示しました。

(会見する左から、黒川治選対委員長(県会議員)安達総務会長(神戸市会議員)、西村県連会長、藤田幹事長、内藤兵衛政調会長(同)

 

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