県連トピックス




県連女性局大会を開催 活動方針など採択
「末松信介氏 必勝へ」結束、全力支援を誓う
活動充実へ「女性議員の会」が発足へ


「信頼と共感の政治を、皆さんとともに」―6月6日午前11時から兵庫県連で自民党兵庫県連女性局大会が開かれ、党勢拡大に向けた組織強化、児童虐待防止「ハッピーオレンジ運動」の継続などを盛り込んだ活動方針を採択しました。合わせて6月22日公示、7月10日投票が予定される第26回参議院選挙兵庫選挙区において末松信介参議院議員(文部科学大臣)の4回目の当選を期して全力支援を誓い合いました。
 冒頭、あいさつに立った原岡恵利子県連女性局長は、4月に実施されたスマイル号による8日間にわたる遊説活動について「極めて有意義であった」とふり返り、一層の活動充実を約束。また、「末松信介大臣を自信と誇りを持って応援する」との決意を示しました。

(左:活動充実へ抱負を述べる原岡恵利子県連女性局長 右:末松信介文部科学大臣は4期目へ決意を表明しました)


 来賓出席した末松文科大臣は、8カ月に及ぶ大臣在任ふれ、「委員会対応で答弁準備に深夜に及ぶこともしばしば」と職責の厳しさを振り返り、参院選については「きっちりとした成績を残したい。与党で2議席を」と語りました。
次いで、関芳弘、山田賢司、松本剛明衆議院議員をはじめ神戸市議らがマイクを握り、「末松必勝」に向けて檄を飛ばし一致団結を促しました。
 議事では、令和3〜4年度事業計画が承認されたたあと、役員改選が行われ、原岡恵利子女性局長、中村かよ子常任相談役の留任、1区から12区及び参議院第1、第3選挙区支部代表らの新執行部役員が承認されました。
 続いて令和4年度活動方針、事業計画が満場一致で原案通り採択されました。
 活動方針では、党勢拡大と女性組織強化に向けて、参院選及び各級選挙の必勝をめざし青年局と連携し、幅広い支持層獲得を期し、活動充実のために、「いどばたキャラバン」などの対話集会の継続とともに、女性議員の支援及び候補者発掘を目指して「女性議員の会」の発足を打ち出しました。
 また、「子ども家庭庁」の発足を見据えて、同庁を司令塔とした「こどもまんなか政策」の後押し、児童虐待防止「ハッピーオレンジ運動」の継続の一環として通話料無料の児童相談虐待対応ダイヤル「189」(いちはやく)の更なる周知・徹底に努めることにしています。
 事業計画では、既存事業の継続のほか定例的執行部会議の開催、遊説活動の展開などを承認しました。
 最期に「女性党員獲得運動の推進」「政策に強い女性局づくり」「女性組織との連携強化」などを謳った宣言・決議を採択しました。

(自見はなこ党女性局長が「こども家庭庁」の創設を解説、こどもまんなか社会の実現へ意気込みを語りました)

自見はなこ党女性局長が特別記念講演
「こども家庭庁の創設」に向けて取り組みを解説
こどもファーストの社会実現へ意気込み

 午後は、自民党女性局長を務める自見はなこ参議院議員が、「こども家庭庁の創設に向けて」と題して特別記念講演、小児科専門医でもある立場から、初当選から6年間取り組んできた医療・介護・福祉・こども政策について苦労話を交えて紐解き、「こどもまんなか社会を実現」に向けた思いを熱く語りかけました。

乳児用液体ミルクの解禁、市場販売で成果

 「ないものをつくるのが政治の仕事」として、「赤ちゃん防災プロジェクト」を立ち上げ、日本にはなかった乳児用液体ミルクの解禁、市場販売を可能にしたこと。また、超党派の議員連盟事務局長として2018年12月議員立法にこぎつけた「成育基本法」の成立プロセスでのハードルについて話しました。
 成育基本法は妊娠期から乳幼児期、学童期、思春期、青年まで切れ目のないサポートを目的としています。昨年2月閣議決定された成育医療等基本方針では、小児の視覚屈折検査、先天性股関節脱臼の早期発見と療育支援などが網羅されており、国、地方自治体、医療関係者らの責務を明らかにしています。自見氏は「女性議員の視点を生かした、力の結集」と成果を総括しました。
 「こども家庭庁」は、昨年2月自民党若手有志でチルドレン・ファーストの子ども行政のあり方勉強会を設立、30回以上の研修・勉強会を重ねました。この間、昨年4月には菅総理が総裁直属機関に「こども庁」設立の検討を指示、決算委での質疑、地方議員からの現場ヒヤリングなどを経て、昨年9月の岸田新総裁誕生後、野田聖子氏がこども政策担当大臣に就任、今年1月、岸田首相が施政方針演説で「こども家庭庁」の創設を明言、設置法案が提出されました。

「こども家庭庁」構想―こどもの愛育、育成、成育
各ライフステージに応じた対応を図る

 自見氏は、「『愛育』『育成』『成育』がリンクし、子どもの各ライフステージに応じて切れ目のない対応を図る組織とすべき」と期待を寄せました。加えて実効性ある組織とするための条件として「専任大臣の設置、強い権限、予算の増強の三つが(成否の)カギを握っている」と意気込みを見せていました。


(最後に自見花子氏を囲んで県連女性局役員が記念撮影)



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